埼玉県にある、伊藤ハム越谷食肉センター。
ここは伊藤ハムの工場なので、主に生きた豚をハムに加工する所だ。ただし牛肉も扱っていて、運ばれてきた枝肉と呼ばれる牛の半身を、ももや肩といった部分肉に切り分ける作業を行っている。
ここには東日本を中心に全国から牛肉や豚肉が運ばれて来る。僕が買ったものがそれらのうちどこからやってきたか、知ることはできるのだろうか。
じつは、国内で生産された牛肉については、牛トレーサビリティ法によってそれぞれの牛につけられた番号をもとにその由来が追跡できるようになっている。
実際に調べてみることにしよう。