千葉県食肉公社におじゃまして、食肉事業部の部長の方にお話を伺った。
ここでは生産者から渡された牛や豚のと殺と解体が行われ、脊椎に沿った半身(枝肉)の状態の肉が伊藤ハム等の業者に引き渡される。
牛の場合、解体のときに脳の一部を取り出して、隣にある衛生試験場でBSEの検査をする。結果はその日の夜7時頃には分かるらしい。
他にも色々なお話をお伺いし、また幸いにも実際のお仕事を見学もさせて頂いた。牛が倒れる瞬間はとても大きな音がする。最初のうちは一部始終を正視するのが難しかった。
個体識別番号による次の履歴を調べると
千葉県 転出 H 16.12.01 香取郡干潟町 宮沢
となっていた。宮沢さんこそがこの牛を育てた方になるのだろう。そこでこの宮沢さんにご連絡をしたところ、恐縮なことにお話をお伺いできることになった。
では、いよいよ最終目的地である宮沢農場へ向かおう。