神田川をボートで遡る・5

小石川橋付近

日本橋川から神田川に戻り、飯田橋方面に進んで行く。

右手にまた分水路の入口が見える。ということは、さっき水道橋で中を覗いた分水路の出口は、ここのちょっと手前ということになる。

ここから先は、飯田橋を経て江戸川橋を過ぎるあたりまで、神田川の上にも首都高が伸びている。都内の高速道路はしばしば川の上に作られるけれども、こうやって実際に川の上を漕いでみると、なんとなく蓋をされて閉じ込められている気分になる。やっぱり都会の川だなあと思う。

飯田橋の真下

これは飯田橋の真下を東から西に向かって見たもの。この先は川が皇居のお堀まで続いているらしい。

そしてこちらは、江戸川橋付近の神田川の様子。

江戸川橋
橋のすぐ下に白く水しぶきが上がっているけれども、ここは実はちょっとした段差になっていて、水深も浅く、ここから先は残念ながらボートで進むことができない。

ここは大洗堰といって、江戸時代はここから生活用水を取っていたらしい。
そのせいか、この辺りの電柱の表示住所に水道端や水道町と書かれているのを見かけたことがある。

というわけで、残念だけどもボートを降りて、ここから先は自転車でキコキコと水源を目指すことにしよう。

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